ソニー再生。変革を成し遂げた「異端のリーダーシップ」

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今日は、本の紹介を行っていきます。

 

 

Amazonより。

友人のブログに触発されてか、僕も完全に読み切れなかった本を読み進めることにしました。

最近は、Kindleやkoboで買ってそのまま置いていることが多々あるので、どんどん読み進めて行かねばならないと思います。

話の内容からいくと、ソニーグループの元CEO

平井一夫氏がどのようにしてソニーを再建していったがまとめられた内容になっています。

私が、これを読んでいて特に心に留まった点を記述していきます。

  1. ソニー再建には強いバッシング等もあった
  2. 人の話をとにかくよく聞いた
  3. 重要なパートナーを得ることができた

以上の3点です。

1つずつ、紹介していきます。

1.ソニー再建には強いバッシング等もあった

平井一夫氏(これ以降著者)は、元々ソニー主体の出身ではなく、CBSソニー(現ソニーミュージックエンタテインメント)からの出身の人です。

よく、当時著者がCEOに就任した際、マスコミはこう表現したと言います。

エレクトロニクスが全く分かってない著者に、ソニー再建なんてできる訳がない。

著者は、ソニーを破壊するのかと。

確かに、著者はエレクトロニクス出身ではないし、技術的には門外漢だったかもしれません。

ですが、ソニーという会社には非常に熱い想いをもっていました。

それは、著者が再建したSCEA(ソニーコンピューターエンタテインメントアメリカ)や、SCE(ソニーコンピューターエンタテインメント)にもあるように、当時革新的だったPlayStationが奈落の底に落ちかけていた際に、なんとか立て直そうと努力した背景があります。

時には、VAIO(パソコン事業)の売却や、リチウムイオン電池事業の売却、テレビ事業の分社化など痛みを伴う改革をやって、OBやマスコミから大バッシングを受けてきました。

でも、結果からみれば、赤字続きだったソニーはV字回復。過去最高益を更新するまでになりました。

なぜ、著者にはそれができたのか。次に理由を紐解いていきます。

2.人の話をとにかくよく聞いた

え?そんなこと?と思うかもしれませんがこれって簡単なことではないのです。

現代において、コミュニケーションを取るというのは難しくなってきていると僕はそう思います。

趣味の多様化、飲み会はいらない、コロナ禍でますます人との距離はできた。

時代も変わり、ジェネレーションギャップも感じる今日この頃です。

筆者も確かに時代背景は違うかもしれませんが、とにかくSCEAの頃から現場の意見をよく聞いたといいます。

SCEAで、足を引っ張っている原因となっている人物を辞めさせて、風通しの良い環境にする。

なかなか、そこまで思い切ったことは普通できませんが、これも筆者が地道に現場の人1人1人対話して進めた結果だと思います。

SCEでも、PlayStation3は赤字垂れ流しの状態でしたが、技術者達と話し合い、どこが問題点なのかを話に話し合いを重ねた結果、コストカットと価格を下げることでWiiに押されていたのを巻き返すことができました。

テレビ事業の再建もまた、とにかく現場の声を拾ってサムスンや中国勢といったコモディティ(安くて一律の製品)とは差別化した、SONYしかないテレビを作っていった、音や映像にこだわるハイスペックテレビで収益を改善したのはほんとに見事だと思います。

3.重要なパートナーを得ることができた

これと著者にとっては非常に大きかったと思います。CBSソニーでは丸山茂雄さんという先輩に出会い、イロハを叩き込まれました。

久夛良木健さんは、まさにPlayStationの父であり、当時の社長と喧嘩しながらも進めた人とも一緒に仕事をしました。(久夛良木さんの夢半ばだったPlayStationを軌道修正したのも筆者である)

ソニーでは、現社長兼CEOの吉田憲一郎さんを子会社のソネットから引っ張ってきて、一緒に再建を進めていったということがありました。

こうやって、3つのポイントから見ると、筆者は当たり前のことを当たり前にやったけど、行動力でどんどんソニーを前に進めていったという感じがしました。

これだけの大企業を再建するのは並大抵の力では無理な話です。色んなしがらみなどがあり、組織もいびつ化しやすい中で筆者が最前線で戦って、これだけ業績を回復できたのは凄みを感じます。

この筆者から学ぶことは結構多くありました。

まだ、1回だけしか読んでないので繰り返し読んでより深めていきたいものですね。

こうやって、本は新たな気づきや発想を見つけてくれるので可能であれば他の本も読んでいきたいものですね。

今日はここまで。

本のリンク貼っておきます(一応宣伝です(笑))

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それではー

 

 

 

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