次世代ディスクの規格争いをしていた2000年代。
東芝・三洋電機・NEC・マイクロソフトなどが主導で進めるHD DVDと、
ソニー・パナソニック・PHILIPSが主導で進めるBlu-rayディスクでバチバチに争っていました。
最初は、HD DVDが優位に進めていました。
HD DVDの特徴といったら、なんといってもコストを安くできること。
既存のDVDの製造ラインを使えることができ、コスト面を全面に打ち出して参加企業を増やそうとしていたんですが…
記録容量が15GBと、Blu-rayが25GBと比べると少ないのが指摘されていました💦
これは、フルHDの録画が1時間半しか録画できないHD DVDに対して、Blu-rayは2時間以上録画できるのは大きかったと思います。
テレビの録画って、2時間番組も多いので1時間半だと中途半端な時間しか撮れないので不利だったんですね💦
1番痛かったのは、ワーナーブラザーズがHD DVD陣営からBlu-ray陣営に移ってしまったところですね💦
ここから、1ヶ月後に東芝はHD DVD事業の撤退を表明することになります💦
あとは、Blu-rayディスクの製造コストがどんどん安くなっていくことで、HD DVDと大差なくなったと言うのも大きなポイントのひとつですね。
PlayStation3(ソニー)は、Blu-rayディスクを組み込むことでゲーム機業界はHD DVDには流れませんでしたし、有力なハリウッド映画会社を取り込めなかったのも痛手でした(ユニバーサルピクチャーズは支援を続けたけど)
かつてのベータVS VHSビデオみたいな規格争いはいつでもありますね💦
ただ、東芝としては2年で撤退したので消費者がそこまで混乱しなかったと考えているようです。
確かに、まだどちらも普及はしてませんでしたからね💦
今や、ネット配信が主流でDVD・Blu-rayソフトは売れなくなってきていますし、テレビ録画もHDD(ハードディスク)に直接取り込みで使う機会が減ってきているような気がします💦
ただ、技術革新は今後もどんどん進んでいくと思いますので、記録媒体も様々な発展して欲しいものですね(^^)
参考した動画はこちらになります。
それではまたー👋